迫日記

  

　最近、再び、本を、よく読むようになった。

　以前も、そこそこ、読んではいたのだが、CS放送やネット動画などを見るようになって、ちょっと、遠ざかっていたのだ。

　それが、ここへきて、なんだか、無性に本が読みたくなってきた。


　その原因を、いろいろ考えると、一つは、以前ほど、テレビというか、映像に対する関心が薄くなってきたからだと思う。

　少し前までは、それこそ、CS放送の番組表をじっと眺めているだけで、ワクワクしたものだ。

　あれも観よう、これも観たい、と期待に胸を膨らませていた。

　しかし、最近は、どうも、どうしても見たい、と思うことができる番組と出会う機会が減っている感じだ。


　もう一つの原因は、最近、通い始めた本屋に、だんだんと慣れてきたことがある。

　本屋に通いなれてくると、どこに、どんな種類の本がおいてあるか、だんだんとわかるようになる。

　そのため、自分の好きなジャンルの本が探しやすくなるのだ。

　そして、しばらく、読書から遠ざかっていた間に、おもしろそうな本がたくさん出版されているのだ。


　正月休みに、ゆっくりと読書をして過ごすことを、今から楽しみにしています。


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　確かに、ここまで崩れてくると、もはや『ベン・トー』なのかどうかさえ、危うくなってくる。

　しかし、これだけの崩れ具合、というか、遊び心を出せる、というところが、この作品の強みかもしれない。

　つまり、それだけ、キャラクターや作品世界の雰囲気というものが出来上がっているというか、こういう遊び心を許せる雰囲気ができているということだ。


　確かに、期待したパターンが登場しない、というのは寂しくもある。

　しかし、いかにパターンから外し、それでもなお、観る者の心をつかむか、ということもアニメでは重要だと思う。

　つまり、うれしい意外性、というか。

　そういった方向性をもった作品も、結構、多いのだが、それが成功する作品と、そうでもない作品がある。

　いったい何が違うんだろうと、思う。

　単純に、監督やスタッフの感性、と言ってしまえば話は早いが、もっと論理的というか、しっかりとした理由を探したい。

　果たして、『ベン・トー』のラストまで、その答えが、わかるだろうか。


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　昨日の日曜日は、久しぶりに買い物に行った。

　せっかくの休日だし、いろいろと買いたいものがあったので、ちょうどよかった。

　どうも最近は、スーパーまで行く時間がなく、ついつい近くのコンビニで、買い物を済ませていた。

　確かに、それもいいのだが、やはり、スーパーに比べると、やや、高価なのだ。


　そこで、昨日は、スーパーに行った。

　まず、掃除用品をいくつか買う。

　こういうものは、さすがにスーパーの方が、品ぞろえは多いし、値段も安い。

　後は、食料品。

　牛乳や野菜ジュースは、朝食の必需品なので、まず、手をのばす。

　そして、ちょうどプリンタ用紙も少なくなっていたので、これも買い込む。

　あと、ここ２、３日、寒くなってきたので、インスタントのスープも買った。

　これが、最近のお気に入りなのだ。

　そして、せっかくなので、お弁当も買う。

　そうこうしているうちに、けっこうな買い物になる。

　さらに、その後、ドラックストアにより、入浴剤や、ハンドクリームも買った。


　でも、これだけでは、必要なものが揃わず、今日の夕方、さらに買い物に出かける。

　お茶や、お風呂の洗剤、栄養ドリンクに、歯磨き粉など、気が付いたときに買っておかないと、忘れてしまうのだ。

　こうやって見ると、人間が生活していくのに、必要なものって、結構、あるんだな、と感じた。


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　『WORKING'!!』を観ていて、うまいなぁと感じるのは、キャラクターの表現が、多種多様だということ。

　なんというのだろう、キャラクターの設定自体は、素朴というか、そんなに凝ったものではないと思う。

　確かに、極端であったり、ちょっと変わっていたりするが、ファンタジーやSFのジャンルに比べると、ずっと現実っぽい。

　しかし、演出面で、いろいろ工夫することで、キャラクターの厚みというか、奥深さを表現している。

　一人のキャラクターに対して、さまざまな角度から描いてみたり、他のさまざまなキャラクターと絡めてみたりして、変化を出している。


　アニメがキャラクター中心主義になった、とは言われるものの、案外、こういった手法は難しいと思う。

　やっぱり、多くの演出手法というか、キャラクターの表現手段を知り、それを使いこなさないといけないからだ。


　確かに、『WORKING'!!』は、おもしろいが、その理由の一つは、隠された演出や表現手法のうまさがあるからだと思う。

　こういった作品は、ずっとずっと、観ていたい。


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　正直、よくわからないまま、話はどんどんと進んでいっている。

　確かに、今までは、どちらかというと、キャラクター重視だったような気がするので、今回のように、ストーリーがキャラクターを、ぐいぐいと引っ張っていくような感じは、いいと思う。

　それに、あまりシンプルというか、わかりやすい構成よりは、今回のような、よくよく考えたり、後でもう一度、観なおしてみたりして、よくわかるというぐらいが、歯ごたえがあっていいような気もする。


　ただ、やっぱり、ストーリーを進めるだけの場面ばかり続くと、ちょっと苦しくなる。

　以前は、戦闘シーンは苦手、と言っていてなんだが、やっぱり、全くないというのも、どうだろう。

　そして、まあ、作品のテイスト自体がそうなのであまり言えないが、ギャグ的要素もないというのも、ちょっと観ていて、辛いのだ。


　まあ、これから先、どんどんと急展開していきそうな感じ、というか、ここまで大きく変化してくると、先の展開が、まるでみえないので、楽しみに観ていきたいです。


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　最近、ちょっと朝食を変えている。

　以前までは、食パンにチーズをのせて温めていた。

　しかし、なんだか、毎朝、それが続くと、ちょっと変化が欲しくなってきた。

　それに、朝も寒くなってきたので、何か温かいものが食べたくなったのだ。


　そこで、コンビニに買い物に行った時に、いろいろと探してみた。

　最近は、忙しいのと、寒いのとで、なかなかスーパーまで、足が向かないのだ。

　ついつい、近くのコンビニで、買い物をすませてしまう。

　ちょっと割高だが、まあ、一人分なので、そうそう、たいした金額にはならない。


　さて、朝食の話だが、ここ最近、コンビニで見つけ、食べているのがスープ。

　インスタントのスープだが、中に、パンやら野菜やらの具が入っており、一杯だけでも、けっこう満腹になるのだ。

　そして、なにより、あったかいのが、いい。

　いろいろな種類があるので、日替わりで買って楽しんでいる。


　あと、他に食べる朝食としては、牛乳やヨーグルト、野菜ジュースなど。

　これだけ食べると、さすがにお腹いっぱいになるのだ。


　食事は、ついつい、マンネリになってしまうので、これからも気を付けて、新しいものに、チャレンジしていきたいです。


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　『WORKING'!!』を観ていて、第1期も観なおしたかったから、ちょうど、いいタイミングでした。

　ありがとうございます、キッズステーションさん。

　確かに、勤労感謝の日の企画としては、おもしろかったかも。


　しかし、1クールだから、一挙放送だと6時間半もかかるんですね。

　これが2クール作品だと、約12時間。そして、一年間の4クール作品だと約24時間。丸一日ですか。

　昨日の一挙放送、さすがに好きな作品とはいっても、2時間も観ていたら、疲れてしまいました。

　録画はしていたので、休み休みしながら、最後まで観ました。

　でも、昔は、LD-BOXなんか、週末で全部観ていたような気がします。

　こういうことを考えると、やっぱり歳をとったのかなぁ。


　でも、第1期を、改めて観ることができてよかったです。

　なんというんでしょう、『WORKING!!』は、何度も観ることによって、味わいが出てくるというか、そのおもしさに改めて気が付くことができます。

　第2期を観た今だからこそ、気が付く点も多々ありました。

　第2期も終わったら、もう一度、最初から観なおしたいと思います。


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　こうやって、毎日、ブログを書いてきて、よかったな、と思うことは、いくつかある。

　その一つは、自分を客観的に見ることができる、ということだ。


　案外、自分一人の中で、いろいろ迷ったり、戸惑ったりすることが、ある。

　そういう時、ブログに自分の考えや、状況を書くと、フッと第三者の目で見ることができる。

　なるほど、こう感じたのか、とか、こういう状況なのか、ということを、一歩、引いた感じで眺めることができるのだ。

　やはり、ついつい日々の生活に追われていると、それについていくだけで大変だったりする。

　そういう時に、冷静に自分を見つめなおすことができるのは、いいことだと思う。

　そうすることで、こうすればいい、ああしてはどうか、と対応策というか、具体的な手段が検討できて、次に進むことができるのだ。


　確かに、ブログを毎日、更新することは、しんどい時もある。

　しかし、慣れてくる、というか、習慣になってしまうと、歯を磨いたり、お風呂に入ったりするのと同じように、やらないと、なんだか落ち着かないようになってしまう。


　これからも、少しずつですが、ブログを書き続けていきたいです。


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　この作品も、あいかわらず快調。

　第7話にして、セルフ・パロディまでやるとは、すごいと思う。


　この作品は、一見すると、半額弁当をめぐる戦い、という突飛な設定がメインのような気がするが、実は違うのだ。

　私の受けた印象では、そこに重点はないような気がする。

　あくまでも面白さの中心はキャラクターであり、その関係性であり、そして、演出方法だと思う。

　半額弁当というのは、そのきっかけにすぎないように思う。

　だからこそ、別のテーマというかモチーフであっても、この面白さは表現できるのではないだろうか。

　ただ、半額弁当という、なんというのだろう、シンプルな戦いの構造だから、キャラクターの個性や関係性が、すっきりと浮かび上がってきているように思う。


　私は観ていて、もちろん、笑ったり楽しんだりしているが、画面のカットや、セリフの言い回しなど、うまいなぁ、と、つぶやきながら観ている。

　面白い作品の裏には、すごい技術や、計算された演出などがある。

　それが垣間見えた瞬間は、やっぱり楽しい。


　さて、『ベン・トー』は、どういう着地点を見つけていくのか。

　今から、楽しみです。


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　BS11で１回、ニコニコ動画で２回、観た。

　何度観ても面白いので、おそらく、もう１〜２回は、観るだろう。


　今回も、観ていてつくづく感じるのは、ストーリーというか、お話の展開が、キャラクターの設定をうまく取り入れ、そして、それ以上のものを引き出している点がうまいと思う。

　通常のアニメの場合、キャラクターの「説明」をしているだけ、という場合が多い。

　そうなると、キャラクター自体、どこかで見たような設定が多いので、何となく、似たような話になる。

　または、キャラクターの設定に負けないくらいに、話の大風呂敷を広げてしまい、収集がつかなくなる、というパターンもある。


　その点、『WORKING'!!』は、キャラクターの設定自体はよくあるが、展開がそれを微妙にずらして表現している。

　そして、個性的なキャラクター同士が、関係性を築くことによって、さらに、キャラクターの設定が際立ってくるのだ。


　また、舞台、というか、世界観が、ファミレスという地味なところもいい。

　いや、確かに、ファミレス以外の商売や舞台でも成り立つような気はする。

　しかし、定番の学園ものだったら、おそらくキャラクターの設定が同じでも、違った展開や、お話になっただろう。


　しかし、本当に、今年のアニメは傑作ぞろいだ。

　はたして、今年のランキングはどうなるのだろう。


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　この作品のうまいところというか、おもしろいところは、キャラクターの多彩さ、だと思う。

　それぞれが個性的で、ストーリーを引っ張っていく存在だ。


　でも、逆にだからこそ、ストーリーの存在というか、キャラクターに比べ、大きな流れ、といったものが感じられにくいような気がする。

　なんというのだろう、キャラクターに比べると、ストーリーの新鮮さというか、パワーが、若干、感じられないような気がする。

　キャラクターがこれだけ多彩で、ある意味、突飛なのだから、ストーリーも、もっと大胆に大きくしていいと思う。


　それと、やっぱり、なんだろう、もう少し、情緒的というか、キャラクター同士の感情面の触れ合いというものを、もっと観たい。

　やっぱり、キャラクターというのは、設定だけでなく、相互の関係というか、つながりによって、さらに深みが出てくると思うのだ。


　しかし、だんだんとお話も進んできて、おもしろくなりそうなので、これからも楽しみです。


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　今週末は、連休なので、実家でゆっくりと過ごすことにした。

　そこで、昨日の金曜日の夜、列車で移動。

　仕事が少し早く終わったので、ひとつ、早い電車に間に合うか、と急いでみたが、結局間に合わず、いつもの時刻の電車に乗ることにした。

　その分、少し余裕ができたので、のんびりと夕食用の駅弁と缶ビールを買い、電車に乗り込む。


　やはり、金曜日の夜、ということもあるのだろうか、電車内は、座席もうまり、けっこう混んでいた。

　私は、席に着くと、お腹も減っていたので、駅弁を食べ始めた。

　そして、缶ビールを飲んでいると、なんだか一週間の疲れが出てきて、気持ちがゆるむ。

　ふと、車内を見渡すと、席でウトウトと寝ている人が多い。

　年齢は私より上の人たちばかりで、きっとお疲れなんだろうなぁ、と感じた。

　でも、公共の場で、無防備に眠る姿を見ていると、なんだか幼い子供とイメージがダブってしまう。


　小さい子供の時に無防備に眠り、そして大きくなって働く。

　そして、歳をとってくると、また無防備に眠る。

　みんな、さまざまな人生を送って、そして、仕事をして、大変だなぁ、と感じた。

　金曜日の夜というと、家でのんびりとくつろぐ人が多い時間だが、そんな時間に電車の中の風景を見ていると、なんだか感慨深いものがあった。


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　そろそろ、朝晩が本格的に冷えてきた。

　今年の夏の暑さが忘れられず、グダグダとしていたが、どうやら本気で冬支度をしなくてはいけないようだ。


　着るものは、少しずつだが、用意して、着こんでいる。

　次に用意するのは、布団だ。

　さすがに、もう薄い掛布団で寝るのは、寒い。

　それでも、冬用の厚い掛布団は、重いから、準備するのが大変だ。


　先日、夜中に寒くなって、急いで準備した。

　ちょうど、お酒を飲んだ後だったので、眠いし、だるいし、大変だった。

　それでも、なんとかベッドに冬用の掛布団をおいて、寝た。

　この時、勢いに乗って、毛布まで準備したのだが、これは少々、行き過ぎだった。

　しばらくすると、なんだか暑くて目が覚めた。

　さすがに、まだ毛布は早かったようだ。

　毛布を外し、今度は掛布団だけで、寝る。


　ここしばらくは、布団も調整が難しくなる。

　本格的な冬が来るのは、寒くて大変だが、案外、季節が極端に寒くなってくれると、思い切って冬モードに変えることができるのだが。

　でも、そうこういいながら、冬も去って行って、また掛布団もしまうようになるんだろう。

　そうして、また季節は巡り、一年がたっていくのだ。


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　この作品のオープニングも、テンポが良くて、結構、気に入っている。


　今回のお話で、前半部分の決着がひとまずついた、という感じ。

　本編もオープニングと同様、テンポよく、どんどんと進んでいく。

　しかし、観ながら思ったのは、これはシリアスなのか、それともギャグとしてとらえればいいのか、時々、迷う。

　話の盛り上げ方というか、持っていき方は、常道では、ある。

　しかし、さっきも書いたが、テンポがよく、また演出というか、見せ方もうまいので、ついつい引き込まれてしまうのだ。


　しかし、今回のまとめ方は、やや常道過ぎたような気がした。

　なんとなく、先の展開というか、落としどころがわかってしまったのだ。

　確かに、落としどころがわかっているからこそ、途中がどんなに遊び心にあふれ、脱線しても、安心して観ていられる、ということもある。


　さて、後半は、どんな展開になるのか、楽しみだ。

　しかし、本当に半額弁当をめぐる戦いだけで、これだけ話を膨らませることができるのは、すごいと思う。


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　『WORKING'!!』は、何回観ても飽きない。

　私が傑作の基準とするのは、再視聴、再々視聴に耐えられるかどうかだ。

　その点でいえば、『WORKING'!!』は、間違いなく傑作なのだ。


　では、どういうところが、おもしろいのか。

　私なりにいろいろ考えてみた。

　いや、おもしろいなら単純に、ただおもしろいと思えばいいのだが、なぜだか、その秘密を知りたくなるのだ。


　ようは、キャラクターの欠落と過剰反応だと思う。

　つまり、各キャラクターに、それぞれ弱点やコンプレックスなどがある。

　その反動で、今度は、過剰なまでの性格付けや行動がある。

　表面だけ見ると、突飛で変わっているように見えるキャラクターも、その原因や理由がわかると、妙に納得してしまうから不思議だ。


　でも、これだけが理由じゃない。

　それだけだと、よくある話というか、まあ、よくできてるよね、ぐらいの作品になってしまう。

　『WORKING'!!』のすごいところは、その欠点や過剰な反応を、うまくキャラクター同士で補完していることだ。

　それがエピソードと絡み合い、うまい具合に、どんどんと転がっていく。


　これは完成作だけ見ると、うまいの一言だけど、裏ではきっちりとした演出やキャラクターの性格把握などが、なされていると思う。

　まるで複雑なパズルや、精巧な工芸品のような作り込だ。

　それでいて、思いっきりの良さというか、飛躍したエピソードも、しっかりと消化している。


　これらかの展開が楽しみでしょうがない。


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　今朝は、なんだか、とても寒かった。

　朝、バス停で待っていると、寒さがじんわりと身にしみてくる。

　ほんとに寒くなったんだなぁ、と思わず感動してしまう。


　今年の夏の暑さは、すごかった。

　それが9月になっても10月になっても続いていた。

　そこで、もしかしたら、このまま暑さが続き、涼しくならないのではないか、と心配していたのだ。

　それがようやく涼しくなって、うれしい。


　いや、涼しいというよりも、もはや寒い。

　なんだか、ゆっくりと季節が変化していくのではなく、急に気候が変わるので、体調管理が大変だ。


　それでも、今日は、天気予報で寒くなることは知っていたので、厚着をしてきた。

　Tシャツも着こんだし、チョッキにカーディガンも着た。その上に、背広だ。

　それでも、じっとバスを待っていると、寒い。


　しかし、昼になると、天気がいいせいか、温度がじわじわと上がってきた。

　仕事でちょっと動くと、すぐに汗が吹き出してくる。

　慌てて、着ているものを脱いだが、いつの間にか汗びっしょりだ。

　次に、この汗が乾いて、寒気がしてくる。

　なんだか、季節に体調を左右されている感じ。


　でも、こんな感じで、ゆっくりと冬になっていくんだろう。


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　自分でもあまりいいことではないな、と思いつつ、ついつい『WORKING'!!』と『侵略！？イカ娘』を比べてしまう。

　まあ、どちらも期待の第２シーズンだし。


　私の好みから言えば、明らかに『WORKING'!!』の方が、一歩、リードしているのだが、それは、なぜなんだろうと思い、考えてみた。


　ようは、その作品でなければできない物語を、作っているかどうかだと思う。

　『WORKING'!!』は、各キャラクターと密接に関係したエピソードが展開して、それがまた、どんどんと膨らみ、話を大きくしている。

　しかし、『侵略！？イカ娘』のお話は、正直、この作品でなくても成立しそうなストーリーなのだ。


　ここから、さらに一歩踏み込んで考えてみると、『WORKING'!!』はキャラクターの内面に入って、そこからエピソードを作っているのに対し、『侵略！？イカ娘』は、表面的というか、外側からの物語づくりだと思う。


　いや、正直、『侵略！？イカ娘』は、もっとはじけて、というか、もっととんでもない話を作ってもいいと思うが、どうだろう。

　なんとなく、せっかくの設定が、活かされていないように思うのだ。


　しかし、まだまだ続きはあるので、楽しみに見続けたいと思います。


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　今、『WORKING'!!』の公式ホームページを見て気が付いたが、第6話、とは言わずに、6品目、というらしい。


　今回も、好調で、たいへん、おもしろかった。

　新しいキャラクターも登場したけど、それが既存のキャラクターを、さらに引き立てるという、好循環を生み出している。

　他の作品だと、新しいキャラクターの登場で、今までのキャラクターの存在が弱くなってしまうところだ。

　しかし、『WORKING'!!』の場合、絶妙のバランスで、新しいキャラクターの魅力を見せつつも、今までのキャラクターのつながりや、内面を、より深める方向に向かっている。

　でも、何気に声優さんが、どんどんと豪華になっていく。

　次は、どんなキャラクターで、声優さんはどなたなのか、楽しみだ。


　今回のメインは、かたなしくんと井波ちゃん。

　私が、ううむ、と唸ったのは、シーンやカットの間のとり方が絶妙で、素晴らしいこと。

　こういう作品を観ていると、アニメって、単純に動かせばいい、というものでもないと思った。


　でも、かたなしくんの小っちゃいもの好きって、年上の女性に対する反発からきてるんですね。

　これもおもしろいな、と思ったのは、井波ちゃんの男嫌いを直していることが、結局は、かたなしくんの年上の女性が苦手ということも同時に直すことになっているという、二重構造になっているということ。


　でも、今回のエピソード、観る人によって、賛否がわかれそう。

　おそらく男性陣は、かたなしくんの気持ちに賛同できるだろうけど、女性陣は、井波ちゃん、かわいそう、となると思う。


　そしてそして、さらに深い見方をすると、かたなしくんの年上の女性嫌いを三次元の女性が苦手、井波ちゃんの男性恐怖症を実際の男の子が苦手、という風に見ると、案外、視聴者の苦手意識と、微妙に重なっている点も、おもしろいと思う。


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　確かに、これだけ大きい、というか長い物語だと、一話では、その全体像が見えない、ということもある。

　なんというのだろう、一話一話が、それぞれパズルのピースのようで、全体が集まって、大きなストーリーとなるのだろう。

　だから、一話分だけを観て、判断したり、いろいろ感想を言ったりするのは、ちょっと的外れだ、とも思わないでもない。


　しかし、今回のお話は、盛り上がりというか、見せ所がちょっと少なかったように思う。

　やっぱり、理想としては、全体のお話の一部を構成しつつも、一話ごとに、盛り上がりというか、見せ場を入れて欲しい。


　やっぱりアニメは絵というか、フィルムだから、脚本や設定だけが前面に出ると、ちょっと観ているのは、つらくなる。

　うまく表現できないが、セリフにしろ、基本設定にしろ、世界観にしろ、それはキャラクターを活かす、というか表現するための道具だと思う。

　別の言い方をすれば、キャラクターを映し出す鏡のようなものではないだろうか。

　つまり、そこに、キャラクター自身はいなくて、それらのフィルターを通して、どのようにしてキャラクターを表現できるか、というところが勝負どころだと思う。


　でも、『灼眼のシャナIII -FINAL-』は、まだまだ奥が深そうなので、観続けたいです。


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　秋アニメでは、今のところ、『WORKING'!!』が、自分の中では、圧倒的に１位だが、それに続く２位が、『ベン・トー』。


　この作品は、作り方がうまい、と思う。

　なんというのだろう、各キャラクターがきっちりとストーリーというか、お話の流れの中にはまっているような気がする。

　確かに、基本設定は、かなり突飛だし、それぞれのキャラクターの設定も、よくあると言えばよくある設定だと思う。

　しかし、いったんストーリーが流れ出すと、キャラクターがいきいきとし、物語が次々に回りだしていく。


　また、画面の１シーン１シーンでも、非常に計算された作りになっていて、思わず、画面を観ながら、うなってしまうことが、何度もあった。


　ただ、ファンとして悔しいというか、難しいな、と思うのは、なかなかこのおもしろさを伝えづらい、ということだ。

　この作品のように、ちょっと変わった作品というのは、好きな人は好きだと思う。

　しかし、まだ観ていない人に、「半額弁当をめぐる話」を、どのようにして、紹介していけばいいのだろうか。

　やっぱり、一度、ぜひ観て欲しい、としか言葉が出てこない。


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