迫日記

  

　私は、BS-TBSで視聴したので、つい先日、最終回を観終わった。


　この作品も、つくづく不思議な作品だと思う。

　テーマとしては、友達をつくる、という、非常にストレートなものだ。

　いや、目的はストレートなんだが、おそらく狙いは、そうストレートなものではないと思う。

　友達を作る、ということを通して、いろいろ訴えたいことや、表現したいことがあったのだと思う。

　ただ、それがあまりにも紆余曲折しているように感じた。


　よくよく考えると、このモチーフ、というか、設定やキャラクターはよく出来ている、と思うのだ。

　だが、とにかく、話が想定通りには、進まない。

　この作品のキャッチコピーは、「残念系青春ラブコメ」で、まさに「残念」な展開ばかりが続く。

　確かに、そういう展開もありだとは思うが、それがギャグなどに結びついていってくれると、もう少し、物語が膨らんだように思う。

　いや、この残念さが、この作品の売りなのかもしれないが、やっぱり、作品として、もう少し、盛り上がりや、明るい、とまではいかなくても、先の展望みたいなものが見えると、おもしろくなったと思う。

　設定やキャラクターがいいだけに、もう少し展開や演出の方法があったのでは、と考えさせられた。


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　私は、BS-TBSで視聴していたので、つい、この前、最終話を観終わった。

　この作品も、2011年を代表するアニメだったと思う。

　確か、詳しい感想については、以前、書いたような気がするので、今回は、繰り返さない。

　しかし、これだけ多数のキャラクターを描ききり、しっかりと成長物語へと結び付けていったことは、すごいことだと思う。

　こういう作品が出てくるから、一概に、美少女アニメを否定することができないのだ。

　それに、TBSも、こういう作品がたまにでてくるから、目が離せない。

　私としては、作り出そうとしているアニメの方向性は、正直、TBSよりもフジテレビの方が、好きだ。

　しかし、こういう作品も、量の中から出てくるのであれば、TBSの方法も成功しているのかもしれない。


　個人的には、もうそろそろ、美少女アニメはいいかな、と思っていた。

　それに、いくつかの作品を見ていても、飽和状態のような気もしていた。

　しかし、『アイドルマスター』のような作品が出てくるなら、まだまだ、美少女アニメが中心となる流れは続くのかもしれない。


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　昨日の土曜日は、休みだったので、比較的、のんびりと過ごした。

　朝は、いつもより遅めに朝食をとる。

　その後、散髪に行く。

　朝の８時に外に出ると、やはり寒い。

　もう少し遅くてもいいのだが、散髪屋で待つと時間がもったいないので、まだだれも来ていないうちに行くのだ。

　そして、９時ごろに散髪が終わり、帰りにコンビニに寄っていく。

　その後、家で仕事をしつつ、ニコニコ動画を見たり、たまったビデオを見たりして過ごす。

　そうしていると、あまり仕事は進まず、あっという間に、お昼になる。

　昼食後、眠くなる前に作業を手早く終えた。

　午後２時ごろになると、眠くなってきたので、昼寝をする。

　ふと目が覚めると、もう午後４時半。

　どうしようか、と考えたが、どうやら、外の天気もいいらしいので、散歩に出かける。

　外は、天気はいいのだが、風が冷たく、散歩も短めにして、家へと帰る。

　そして、暖かいお風呂にはいって、温まる。

　夕食は、日本酒を飲み、すっかり気持ちよくなる。

　その後も、ビデオを見たり、テレビ番組を見たりしていると、またまた眠くなり、午後11時には、就寝。


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　今週末も、新幹線で実家へと帰る。


　金曜日の夕方は、仕事が長引き、午後７時過ぎに、仕事場を出る。

　それからバスに乗り、駅へと急ぐ。

　この時間になると、だいぶ交通量は減っていて、夕方よりは、スムーズにバスは進んだ。


　駅へと着き、切符を買う。

　新幹線の発車まで、まだ少し時間があったので、コンビニで、急いで夕食を買う。

　鳥そぼろ弁当と、小さいスパゲッティ、そして、ビールのロング缶。


　その後、荷物をもって、ホームへ上がる。

　日はとっぷりと暮れていて、冬の冷たい風が吹いている。

　金曜の夜のこの時間に、新幹線ホームに立っていると、なんだか不思議な気分だ。

　多くの人は、家でゆっくりしているんだろうな、などと思いながら、ホームに立っている人の顔を眺める。

　でも、この時間のこの場所にいないと、この景色は観ることができないんだな、と思いつつ、寒さに目を細める。


　到着した新幹線に乗り込むと、席はわりと空いていて、すぐに座ることができた。

　さっそく、弁当とビールを飲んで、夕食にする。


　その後、在来線へと乗り換える。

　iPodを聞いていたら、すぐに眠ってしまい、気が付いたら、もう少しで、目的の駅だった。


　今回の移動は、本当にあっという間だった。


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　最近、忙しく仕事をしている。

　そのため、気が付けば、家と仕事場との往復の毎日だ。

　その途中で、コンビニに寄って、食料や生活雑貨を買う。


　以前は、コンビニには、めったに行かず、スーパーなどで買い物をしていた。

　そのほうが安いし、商品の種類も豊富だからだ。

　しかし、仕事が忙しくなると、とたんに時間がなくなる。

　やはり、少しでも睡眠時間を確保したいので、買い物は手早く済ませたいのだ。

　そのためにコンビニに行っている。


　コンビニで買い物をする生活を続けていると、本当に何でもそろっていて便利だな、と感じる。

　確かに、欲しい本や、DVD-RWなど、ちょっと珍しいものは、置いていない。

　それでも、日々の食べ物や、生活雑貨だったら、すぐにそろってしまう。


　ただ、あまりにも揃い過ぎていて、それで満足してしまっていいのか、悩んでいる。

　例えば、パンや牛乳などは、決まったメーカーの決まった商品しか置いていない。

　つまり、新しい商品や、多種多様な商品に触れる機会が、どうしてもスーパーに比べて、少ないのだ。

　まあ、確かにそれを言い出すと、きりがないのかもしれない。

　しかし、毎日、コンビニに寄り、毎日、決まった商品を買っていると、なんだか機械的に暮らしているようでいて、ちょっと寂しいのだ。


　もう少し、生活が豊かになるように考えたいと思う。


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　最近、ちょっと体調が思わしくないので、薬局に行った。

　どうも近頃では、薬局と言わずにドラッグストアというらしい。


　薬局と言えば、昔、近所に小さな薬局があった。

　ガラス張りの店構えで、店内のガラスケースにも薬がきちんと並んでいた。

　昔は、薬局に行くよりも、近くの病院に行っていたので、あまりなじみがなかった。

　大人になって、薬局、というか、ドラッグストアによく行くのは、やはり時間がないせいなのかもしれない。

　そう思うと、忙しくしているんだな、と思う。


　私のよく行くドラッグストアは、とにかく威勢がいい。

　セールやお買い得商品を、声をあげて宣伝している。

　どうも薬局というのは静かなイメージがあったので、最初はちょっとびっくりした。

　しかし、最近、そのような威勢のいいお店、というのは少なくなっている。

　昔は、商店街などを歩くと、そういう掛け声が、あちらこちらからあがっていたものだ。


　結局、ドラッグストアでは、風邪薬や漢方薬、入浴剤などを買った。

　威勢のいい掛け声に後押しされて、少しでも体調が回復すればいいのだが。


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　ここ最近、立て続けにアニメを観てきて、ふと、気が付いたことがある。

　広くファンに受け入れられ、そこそこヒットするアニメ作品の特長といったものが、ぼんやりと見えてきたのだ。

　私が思うに、ヒットするアニメ作品というのは、男女両方からの支持を集めることができるものだと思う。


　いわゆる美少女アニメも、お色気系だけを前面に出し過ぎると、女性からの支持は低い。

　また、女性向けに作られたアニメも同様で、キャラクターがご都合主義だけだと、男性からの支持が得られない。


　基本的に、現在のアニメは、男性ファンが多い。

　そのため、男性向けに作られていることが多いので、ようは女性ファンの支持をいかに取り入れるか、ということになると思う。

　私が思うに、一つのポイントは、恋愛だと思う。

　つまり、恋愛の心情がきちんと描かれているか、というところが、大事なんだと思う。

　登場するキャラクター、つまりヒロインの恋愛感情がきちんと描けていれば、女性の支持は得られると思う。

　これは、感情移入できるかどうか、ということだ。

　そういった視点で、最近、人気のあったアニメを観てみるのも、おもしろい。


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　この２、３日、仕事が忙しい。

　そのため、ゆっくりとアニメを観る時間もない。

　まあ、少し前まで、冬アニメの新作をどんどんと観ていたから、その反動とも言えなくもない。

　いくら好きなアニメでも、やはり、あまり大量に観すぎると、消化不良になってしまう。

　でも、逆に、まったく観ない、というのも、ちょっと寂しい。


　そうしている間にも、DVDレコーダーには、着実に録画アニメがたまっていく。

　最近は、まったく観ずに、そのままDVD-RWに行くアニメ番組も多くなった。

　ムーヴして、そのまま観ないで保管している作品はどれくらいあるだろう。

　おそらく実際に観た番組と、まったく観ずに録画だけしている番組の数は、同じぐらいだと思う。

　つまり、録画したアニメ番組の半分は観ていないのだ。

　なんだか、それも寂しいというか、空しい。

　もっと時間があれば観ることができそうな気もするが、実際に時間があっても、観ようという気分になるか、それが問題だ。


　これから、仕事が落ち着いてきたら、ゆっくりと観たいと思う。


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　今回は、アニメワンで視聴。

　もしかしたら、冬アニメでは、１位が『偽物語』で、２位が『あの夏で待ってる』、そして、３位に、『輪廻のラグランジェ』が来るかもしれない。

　確かに、舞台設定やキャラクター、そして、（今のところ）ストーリーまで、確かに、どこかで見たような気がする。


　しかし、それらを気にさせないほど、トントンとストーリーが進んでいくのだ。

　なんと言うのだろう、この疾走感は、さすが、佐藤竜雄総監督だと思う。

　設定やキャラクターなど細かい部分は、とりあえず置いておいて、どんどんと物語が進むのだ。

　別の見方をすると、ちょっとばかり、強引にも見えるが。

　でも、これが現代のアニメのスピードなのかもしれない。


　確かに、それに満足しつつも、じっくりと描きこんだアニメや、キャラクターを大切にし、深く探っていくアニメも好きだ。

　ようは、アニメ作品全体が、バラエティに富んでいることが大事で、その一端を、佐藤竜雄総監督や、『輪廻のラグランジェ』が構成しているのだと思う。


　それに、この作品は、ロボットが出てくるが、話の中心は、そこではなく、別にあるのではないだろうか。


　観ようかどうしようか迷っている人は、とりあえず、オープニングだけでも観てみてください。


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　今年の冬は、乾燥対策として、加湿器を購入した。

　さっそく使ってみると、暖房を入れても乾燥せず、喉の調子もいい。

　そのため、部屋にいる時は、ずっと加湿器をつけっぱなしにしていた。

　もちろん、夜、眠るときも、設定を弱にして、加湿器をつけていた。


　しばらくは、それでよかったのだが、どうも最近、体がだるく感じられるようになった。

　そして、なんだか部屋の中が蒸し暑く感じられるようになったのだ。


　これはもしかしたら、加湿器の使いすぎかもしれない、と思い当った。

　そこで、先日、湿度計つきの電子時計を買ってきた。

　湿度計だけでもよかったのだが、お店をざっとみたところ、発見できなかったのだ。


　そこで、暖房と加湿器を使いながら、部屋の湿度を観察してみた。

　人間にとって、湿度は40％から60％の間がいいらしい。

　しばらく暖房だけをつけていると、湿度は、40％付近まで下がる。

　これは、やはり加湿器が必要らしい。

　しかし、夜の間、ずっと加湿器をつけたままにしていると、朝には、湿度が60％まであがっている。


　どうやら、温度と同じで、湿度もこまめにチェックして、調整が必要のようだ。


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　私は、AT-Xで視聴。


　この傾向の作品というか、モチーフのアニメも、１クールには1本はあると思う。

　美少女とお色気、そしてバトル、と、人気のある必要条件は、すべてそろっている感じ。

　そして、設定や物語の進み具合もわかりやすく、比較的、入り込みやすい作品だと思う。

　第1話を観た感じでは、若い男の子向けの作品のような気がした。

　確かに、あつかわれているモチーフからすると、男子に受けそうだし、おそらく人気が出ると思う。


　ただ、中年といわれる私のような人間からすると、やはり、デジャヴュを感じてしまう。

　お色気の見せ方も、バトルのやり方も、やはり、今まで観た感じがするのだ。

　持っていき方としては、それを踏まえて、コメディやギャグに進めていくという方法もあると思う。

　もう一つは、表現方法や演出、といった部分で工夫をし、絵として完成させる、という方法もあるのではないだろうか。


　でも、まだ第1話を観たばかりなので、これからどのように盛り上がっていくか、注目したいです。


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　今回は、AT-Xで視聴。


　正直に告白すると、私は、このシリーズのいい視聴者ではない。

　これまでのシリーズも、途中まで、観たり観なかったりしている。

　ある程度は、キャラクターや世界観はわかっているつもりだが、それも情報として知っている、というぐらいなので、ファンの方が聞いたら、怒るかもしれない。

　なぜ、私が熱心なファンになれなかったのか、という話は、また別の機会に。


　こういう、シリーズものの場合、これまでのシリーズをちゃんと見ていなくてもいいのか、とか、やっぱり、最初から見た方がいいのか、と思いながら躊躇している人もいるかもしれない。

　私が、以前、そうだったのだ。

　結論としては、とにかく観てみて、興味をもったり、おもしろそうだな、と思えば、過去のシリーズを観ればいいのだ。

　今は、いろいろな媒体があるので、そんなに難しいこともないと思う。

　とにかく、観てみないと作品の良さはわからないのだ。


　と、ここまで長々と書いてきて、ちっとも『ゼロの使い魔F』の話にならない。

　そこで、急いで感想を。


　ある程度、世界観やキャラクターが出来上がっているので、観ていて安心は、する。

　大きく外れたり、こったりしている部分は少ないので、ある程度、多くのファンには受け入れられるのではないだろうか。

　それを逆に言えば、あまりにも、お約束過ぎる展開のような気もする。

　私としては、どれだけ大きく飛躍するか、というか冒険するか、注目したいのだが、これだけ長くシリーズが続いてくると、それもなかなか難しいのかもしれない。


　でも、いけない、いけないと思いつつ、同時期に放送している釘宮理恵さん主演の『灼眼のシャナIII -FINAL-』と、ついつい頭の中で比べてしまうので、困りました。


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　やっぱり、１クールに１本は、こういう傾向の作品ってあるんだな、と思いながら観る。

　確かに、これも美少女アニメの一つの形だし、今のアニメを、よく表現している作品だと思う。

　ただ、私のように、ここまで歳をとってくると、単純に美少女だから、ということで観るのではなく、ついつい、ひとつの作品として観てしまう。

　まあ、こういう見方に異論があるかもしれないが、アニメを観る理由というのは、人それぞれ、いろいろあってもいいのだ。


　この作品は、設定はいいし、キャラクターデザインも、なんというのだろう、描きやすく、感情を表現しやすいものになっていると思う。

　気になった点は、話の構成。

　それぞれのシーンやエピソードを、もう少し整理すればよかったように思う。

　例えば、美人な先輩と、ヒロインたちを同じ比重で出演させるのは、どうだろうか。

　私は観ていて、少し、焦点がぼやけてしまったように感じた。

　できれば、それぞれで登場の回をもうけるなりして、ずらした方がよかったのかもしれない。

　また、季節が春と夏の両方が登場するのは、どうだろう。

　それぞれに意味があればいいのだが、よくよく考えてみると、春と夏、どちらでも、今回のストーリー展開には、影響がなかったように思う。


　でも、この傾向のアニメは、いったん、軌道に乗ると、とてもおもしろくなる可能性があるので、続けて観ていきたいです。


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　まだまだ、冬アニメの作品で感想を書いていないものは、ずいぶんとある。

　それでも、気が付いたら、どんどんと時間は進み、第2話が放送されていく。

　とにかく、感想を書けるものから、どんどんと書いていこう。


　『あの夏で待ってる』は、早くも第2話で、そのモチーフというか、テーマが見えてきた感じがする。

　これは、あくまでも私の印象だが、この作品の中心は、ＳＦ的な設定でも、お色気路線でもないと思う。

　そういう設定は、あくまでも「お約束」ということで、作品を成立させる一要素にすぎない。

　中心は、キャラクター同士のつながりや、友達や仲間、といった、なんというのだろう、そういった関係性や、つながりだと思う。


　それは、長井龍雪監督作品に共通するところで、『とらドラ!』や『とある科学の超電磁砲』でも、それが含まれていたと思う。

　しかし、それらの作品の場合、設定の奇抜さや、キャラクター自体の魅力の影に隠れていた感があったが、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』あたりから、かなり前面に出て来た感じがする。

　そのキャラクター同士の関係性や、掛け合い、そして、その表現方法といったものを、新房昭之監督の『偽物語』と比べてみると、おもしろい。


　『あの夏で待ってる』は、冬アニメでも注目している作品なので、これからも楽しみです。


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　この作品を観て、まず思ったのは、構成って大切なんだな、ということ。

　ファーストシーンを、あそこから始まるというのは、なかなか思い切った構成だと思う。

　果たして、それが今後、どのように結びついてくるのだろうか。


　第1話を観ていて、うーんと、うなったのは、確かに、絵というか、画面はきれいなのだ。

　キャラクターもかっこいいし、よく動く。

　ただ、なんというのだろう、それぞれのモチーフというか、設定が、やはりよくあるというか、どこかで見たような印象をうけるのだ。

　それを言い出すと、きりがないのだろうが、でも、これだけ素晴らしい画面を作ることができるので、やっぱり、今まで観たこともないような世界観とか、絵を観てみたい。


　ただ、まだ第1話なので、これから先、どのように展開するか、わからない。

　確かに、話として、わかりやすい面もあるので、比較的、多くのファンから支持されそうな気がする。

　これから先も、楽しみに、観ていきたいです。


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　BS11で観るはずが、その時間までおきていることができず、眠ってしまった。

　そこで、今朝、ニコニコ動画で視聴。


　やっぱり、前評判通りの素晴らしい出来。

　でも、かなり凝ったつくりなので、もしかしたら、観る人を選ぶ作品かも。


　飛び抜けていいのは、キャラクター同士のかけあい、というか、脚本だ。

　リズムの良いセリフで、どんどんとテンポよく進んでいく。

　セリフがいいので、それとバランスをとるように、ビジュアルも、先鋭的。

　ただ、セリフとビジュアルが飛び抜けているため、ストーリーの進み具合は、ちょっとゆっくりめ。

　まあ確かに、第2期で、第1話ということもあるが、でも、他の新作アニメに比べると、エピソードは少ない方だと思う。


　でも、『偽物語』が、今クールの、というより、今年のアニメの一つの基準になることは確かだ。

　つまり、『偽物語』より上か、そうじゃないか、というのが判断基準になると思う。

　そう考えると、もしかしたら、早くもこの段階で、今年のランキング１位が決まってしまいそうな予感がする。

　まあ、昨年のようなことは、滅多にないと思うので、今年の他のアニメにも期待したいです。


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　ようやく観終わったので、忘れないうちに感想を。


　基本的にキャラクターがしっかりと描きわけられているし、それぞれが魅力的に表現されていると思う。

　そして、終盤にさしかかり、予想外の展開もおきて、楽しめる作品だった。


　こういう純愛ものというか、恋愛ものは、私は好きなジャンルなので、けっこう観ていると思う。

　だから、思うのだが、やはり、なかなか難しいジャンルなのだ。

　それは、昔からあり、もはやキャラクターにしろ、ストーリーにしろ、演出にしろ、出尽くした感があり、なかなか新鮮味というか、新しいお話というのは、出にくいと思うからだ。

　それでも、『ましろ色シンフォニー』は、キャラクターの魅力を中心に、よくまとまっていたと思う。


　ただ、やはりテンポが遅く感じるのは、私がせっかちな今風のアニメに慣れてしまったせいなのかもしれない。

　それに、終盤にエピソードを固めすぎたようにも感じる。

　確かに、エピソードを増やすと、ストーリーやキャラクターに幅は出てくるのだが、焦点がぼやけてしまう。

　そのために、ラストの感動がそがれてしまう、ということもあるのではないだろうか。


　でも、純愛ものとしては、良作なので、好きな方にはおすすめの作品です。


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　そろそろ、冬アニメもはじまったようだ。

　東京と地方では、若干、放送日にタイムラグがあるので、まだ観ていない人も、これから順次、放送されるので、楽しみにしている人も多いと思う。


　私も地方在住者の一人なので、視聴はもっぱら、BSとCS、それとネット動画だ。

　でも、昔に比べたら、ずいぶんと視聴の方法の選択肢が増えたと思う。

　だからこそ、作品数も増え、人気も出てきているのだろう。


　冬アニメでは、やっぱり『偽物語』が、一番の注目作品だと思う。

　BS11でも放送されるので、そちらで観る人も多いかもしれない。

　私も期待しているのだが、どうも事前のファンの期待値が高すぎるような気がして、ちょっと心配している。

　確かに私も、ファンの一人として気持ちはわかるし、最近の新房昭之監督やシャフトさんの活躍からすると、当然かもしれない。

　でも、あまり期待値をあげすぎると、いい内容でも、それが低く見えたりするから、要注意だと思う。


　あと、私が期待するのは、やはり大好きな長井龍雪さん監督、黒田洋介さん脚本の『あの夏で待ってる』かな。

　まさか、また、同じクールで、新房昭之監督作品と長井龍雪監督作品がぶつかるとは。


　他にも注目している作品は、いろいろあるので、これから順次、感想などを書いていきます。


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　正直、第1話を観て、驚いている、というか、戸惑っている。

　長井龍雪さんが監督、黒田洋介さんが脚本にしては、非常にオーソドックスというか、定型的な作りになっていると思う。

　なんとういうか、つまり、わかりやすい物語だし、逆に言えば、どこかで見たようなモチーフなのだ。

　このため、私のように、けっこう、戸惑ったファンも多いかもしれない。


　長井龍雪さんの監督作品というと、『とらドラ!』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を思い浮かべる人も多いと思う。

　確かに、それらの作品のように、エッジの効いた演出というのも、長井龍雪監督作品の特長の一つだと思う。

　しかし、逆にそれが、観る人を選んできた、という側面もあるのではないだろうか。

　つまり、『あの夏で待ってる』のわかりやすさによって、より多くの視聴者を引き付けることができるのではないか、と私は期待しているのだ。


　長井龍雪さんが監督、黒田洋介さんが脚本なので、このままストレートに話が進むとは思えない。

　おそらく、大きな展開というか、仕掛けがあるような気がする。

　また、ストレートに進んでも、細かいところでの演出といったところも注目だ。


　『あの夏で待ってる』は、私の中では、冬アニメの期待の一作です。


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　さすがに引っ張りすぎたので、今回は、駆け足で。


　「私のアニメランキング2011」の第３位は、『魔法少女まどか☆マギカ』。

　多くのランキングでは、第１位なので、私があまり高く取り上げる必要もないかな、と思ったので、あえて第３位に。

　でもこの作品は、年間というよりも、10年に一回出るかどうかの傑作。

　2011年は、この作品を中心に動いていた、といってもいいかもしれない。


　第２位は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。

　この作品についても賛否両論あるが、私はいい作品だと思うし、とにかく好きだ。

　オープニングやエンディングを見ても、そのうまさというか、素晴らしさが十分わかる。

　この作品についても、去年、多く書いてきたので、今回は、サラリと。


　で、第１位は、『花咲くいろは』。

　なぜ、この作品が１位かというと、このような雰囲気というか、設定の話というのは、そうそうできないからだ、というより、今後、もう出てこないのではないだろうか。

　なんというのだろう、つまり、あの景色やキャラクターたちの表情は、他の作品では、まず観ることができないと思うのだ。

　『花咲くいろは』を観ていた時間は、本当に幸せだった。

　この作品についても、去年、多く語ってきたので、今回は、繰り返さない。

　でも、本当に出会えてよかった、と思える作品。


　さて、これで、2011年の作品について語り終えた……つもりだったが、年末年始の休みに、録画しておいたアニメを、がむしゃらに観た。

　その感想も書きたいので、もう少し、お付き合いください。

　あ、もちろん、冬アニメの感想も、ぼちぼち書いていきますので。


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