2013年04月22日

『革命機ヴァルヴレイヴ』第2話感想

 この作品も、かなり力の入った作りになっている。

 なんといっても、OPテーマがT.M.Revolution×水樹奈々という豪華な組み合わせ。

 画面を見ていても、重厚な設定や、凝ったメカデザインなどにも、その意気込みが感じられる。

 今期の春アニメは、ロボットものが多くて、なんだか、うれしい。

 ロボットものって、最近は、あまり作品が作られなくなってきたような気がする。

 そんな時代にあって、これだけ重なってくるのも、珍しんじゃないだろうか。


 実際に、『革命機ヴァルヴレイヴ』を観て感じたのは、ある意味、王道的要素が、しっかりと盛り込まれていること。

 ロボットのメカ設定はもちろん、キャラクターも、そういう感じで、しっかりと作られている。

 おそらく、設定資料集などを見ているだけで、好きな人は、ワクワクしてくるだろう。


 ただ、やっぱり、ちょっと気になったのは、見せ方というか、物語の進め方。

 こういう作品って、確かに、作るのが難しいのは難しいのだ。

 そもそも、設定が突飛というか、SFな設定だから、それを踏まえた演出なり、物語が要求される。

 そして、各キャラクターの内面や関係性を描きこみ、物語を作っていく。

 だから、おうおうにして、しっかりした設定が、うまく活かされず、ご都合主義に陥る危険性がある。

 かといって、わかりやすい演出だと、どうしても物語のテンポが落ちて、スピード感が出てこない。

 だから、こういう作品は、非常に飛び抜けた組み立てというか、演出力が必要とされるのだ。

 もしくは、些細な設定をひっくるめて、どんどんと引っ張っていく、強力な物語性、というものが、大事になってくる。


 そう考えながら、これまでの2話分を観てきたけど、やっぱり、なかなか作るのは、難しいんだな、と思った。

 ただ、この作品は、どうやら、1クールだけではなく、もう少し話が長くなるらしい。

 そうなると、まだまだ、2話分だけで判断するのは、難しい。

 私も、画面を観ていて、作り手の方のやりたいことというか、表現したいことは、なんとなく、伝わってくるのだ。

 そして、それは、私も含めて、多くのファンが求めていることと同じだと思う。

 だから、話が軌道にのり、本格的に回転し始めると、もっともっと面白くなると期待している。


 これだけの設定や世界観があるのだから、やはり、おもしろくならないはずはないと思うのだ。


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Posted by kanehiro23 at 09:51