2013年04月17日

『波打際のむろみさん』第1話感想

 この作品も、まったく前知識なく観はじめたのだが、おもしろかった。


 アニメ作品で、私が注目するポイントの一つに、動きがある。

 いや、アニメなんだから、当然だろうと言われればそれまでだけど、やっぱり、アニメ作品の特長って、その動きにあると思うのだ。

 ただ、もちろん、ただ動けばいい、というものでもない。

 逆に、動きを押さえて、しっかりと見せる、という手法もある。

 ただ、『波打際のむろみさん』のようなギャグ作品は、その動きによって、おもしろさが大きく左右されると思う。


 この動き、というのも難しくて、例えば、アクションの動きと、ギャグの動き、というのは、当然、違うのだ。

 アクション系の動きというのも難しいけど、その動きは、例えば映画やゲームのそれと通じるところがある。

 しかし、ギャグアニメの動き、というのは、他にそれほど参考になるものがない。

 だから、アニメにする際に、よくよく考えて、その動き、というものを作っていかなくてはならないと思う。

 だからこそ、難しさ、というのがあるんじゃないだろうか。


 また、ギャグの場合、非常にテンポというか、リズム感が大切だ。

 同じギャグのネタでも、その見せ方によって、おもしろくなったり、そうならなかったりする。

 その点、『波打際のむろみさん』は、非常にテンポもよく、リズミカルに、話が進んでいく。

 こういったギャグアニメというのは、やはり、貴重だし、重要だと思う。


 やはり、こういう作品にめぐり合うためには、実際に、自分で観てみるしかない。

 そうしないと、そのリズム感というものは、体感できなし、理解できないのだ。

 だから、この作品も、本当に観てよかった、と思える作品。


 あと、やっぱり、声優さんの力も大きいと思う。

 もちろん、キャラクターの姿や動き、ということもあるけど、それについてくるというか、負けないぐらいの頑張りが、声優さんにあって、初めて作品が活きてくる。

 こういうことを考えると、やはりアニメって、協同作業というか、多くの人の力があって出来上がる総合芸術なんだなぁ、と感じる。


 後は、この面白さを、どこまで続けることができるのか。

 そして、さらに、いろいろなエピソードやネタを取り込んでいけるのか。

 そうなれば、もっともっと面白くなると思う。


 これからも楽しみに観つづけていきたい作品です。


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Posted by kanehiro23 at 13:47