2013年02月28日

『THE UNLIMITED 兵部京介』第7話まで感想

 この作品について、感想を書く書くと言っておきながら、まだ、あまりちゃんと書いていなかったように思うので、改めて書いておきたいと思う。


 この作品は、非常に硬派というか、骨太というか、しっかりとしたキャラクター設定と、巧みなストーリー展開で、ぐいぐいと引っ張っていく。

 やっぱり、こういう作品がひとつでもあると、今期のアニメ作品全体が、引き締まるように感じる。


 その魅力って何だろうと、考えたけど、やっぱり、バランスと方向性のうまさだと思う。

 まず、設定としては、突飛なのだ。

 でも、その設定が突飛なままで終わらず、その設定を活かした演出がなされる。

 つまり、設定を十二分に活かしている、ということだ。

 これは、非常に重要で大切なことで、あまりにもキャラクター設定がお約束のままでおわり、いわゆる一つのレッテルになっている場合も多い。

 そうではなく、そのキャラクターの能力なり、設定なりを使って、ストーリーをしっかりと進めている点が、魅力の一つだと思う。


 もう一つは、方向性。

 いくら、これらの設定を魅力的に見せても、方向性が定まらないと、どこへ向かっているか分からなくなるし、観ている人も混乱する。

 しかし、本作品は、各キャラクターの向かっている先というものが、明示されているし、それが伝わってくる。

 これは、実は、各キャラクターの中の動機、というものとも密接に関係しているのだが。


 このような各要素が密接に関係しつつ、それぞれが歯車となり、ひとつの巨大な機械が動くように、物語が進行していく。

 設定やストーリーが壮大になりつつも、けっして絵空事にならず、観ている者に深く響いてくる作品だ。

 まさに、アニメを観る楽しみを、改めて感じさせてくれる。


 ただ、唯一、残念なのは、あまり注目度が高くない点だ。

 観ている人はしっかりと観ていて、評価はしてるんだけど、もっと評価されてもいいように思う。

 どうやって宣伝し、このおもしろさを伝えていくか、という点については、私も考えてみたいと思う。


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Posted by kanehiro23 at 08:09