2012年10月23日

『ソードアート・オンライン』第16話感想

 見ていると、やっぱり第二部的な展開になってきた。

 正直、せっかく作り上げた作品世界を変更するのは、もったいないなぁ、と思わないではない。

 なんといっても、異世界ものというか、ファンタジーの場合、その舞台を説明し、なじんでもらうまでに時間がかかる。

 その分、いったん、なじんでもらうと、後は、その魅力で引っ張っていけると思うのだ。

 だから、せっかく1クールかけて描写してきた作品世界を切り替えてしまうのは、もったいないような気がしたのだ。


 ただ、これも時代なんだなぁとも思う。

 おそらく、今、観ている視聴者の方には、異世界ものというか、ファンタジーにはなじみがあり、スッと入っていけるんだろう。

 だから、1つの世界を長く説明するよりも、切り替えて複数の異世界を見せた方がおもしろいのかもしれない。

 そういうことを考えると、いい時代になったなぁと思う。

 なんとなく、アニメでファンタジーを題材にしはじめたのは最近のように思っていたが、実はずいぶんと時間がたち、また、作品も多く作られてきたのだ。

 そう思うと、なんだか感慨深い。

 だったら、もう少し、20世紀に書かれたファンタジー小説にも注目が集まってもいいと思う。

 あ、そうか。私はよく知らないけど、もしかしたら、ライトノベルの中に、それは受け継がれているのかもしれない。

 でも、これだけファンタジーが成功したんだったら、SFももう少し注目されてもいいのになぁとも思ったりする。


 なんだか、ちっとも『ソードアート・オンライン』の感想にならなかった。

 これから続きを観ていく中で、ゆっくりと感想を書いていこうと思います。


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Posted by kanehiro23 at 07:53