2010年11月15日

『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』第6話感想

 うーん、今回のお話も、切れ味が素晴らしい。

 完成度からいえば、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『とある魔術の禁書目録II』より上かもしれない。


 『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』に関していえば、キャラクターと世界観の関係性、というよりも、描写と説明の違い、といった方向から説明した方がいいかもしれない。


 基本、このお話のキャラクター設定は突飛だと思う。

 突飛というのは、類例が他にない、ということで、ある意味、オリジナリティがあるとも言えるが、逆に、わかりにくい、とも言える。


 その、わかりにくさを解決する一番、簡単な方法は、説明することだろう。

 例えば、他のアニメ作品の場合でも、設定を説明することで、物語を進めるものもある。

 しかし、なんというのだろう、説明されると興ざめするというか、魅力が半減するような気がする。

 (なぜ、説明で魅力が半減するかは、後日、ゆっくり考えよう)


 『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』の場合は、描写で、ストーリーを進めていく。

 いつの間にかテンポにのせられ、気が付くと、最後まで観ている。

 そして、ただおもしろいだけではなく、キャラクターのさまざまな面を見ることができ、それが物語に厚みを出している。

 この厚みを出しているのも、演出の成功によるところが大きいと思う。


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Posted by kanehiro23 at 08:18