2010年10月31日

『とある魔術の禁書目録II』第4話感想

 何がおもしろいって、やっぱり、自分の既成概念が壊されるのが、おもしろい。

 そう、それこそ、「イマジンブレイカー」のように。

 以前から書いてきたように、私は、どちらかというと、少女のバトルには否定的だった。

 でも、それも全部が全部を否定するわけではない。

 例えば、今回のように、理由と必然性があれば、賛成する。

 ようは、物語の中で、バトルシーンがどういう位置づけで、それが物語の中で、なくてはならないような位置づけになっていれば、いいと思う。

 そういった点では、『とある魔術の禁書目録II』は、きちんとできていると思う。


 ただ、あえてわがままを言えば、もう一段というか、もう一つ大きな物語、というか、大きなストーリーがあれば、うれしい。

 確かに、方向性が見えないおもしろさ、というのも、あるには、ある。

 でも、なんというのだろう、物語に奥行きというか、ストーリーとしての大きさ、というのが欲しい。

 『とある魔術の禁書目録II』の場合、キャラクター設定や世界観が突出していて、ストーリーというか、物語の構成が、一歩、後ろを行っている気がするのだ。

 確かに、これは、かなり贅沢な注文かもしれない。

 しかし、ここまでレベルが高い作品なので、高望みもしてしまうのだ。


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Posted by kanehiro23 at 09:12