2010年08月14日

『REC』を観て感じる、アニメの映像進化

 ちょっと感じたことがあるので、『REC』自体の感想を書く前に一言。


 この作品を観ていて、画面から若干、古さを感じたので、調べてみると、2006年放送だった。

 しかし、よくよく考えてみると、まだ4年前でしかない。

 そう考えると、ここ4〜5年のアニメ映像の進化ぶりに驚かされる。


 正直に言うと、私は、デジタル技術やハイビジョンなどの最新技術に関しては懐疑的だった。

 はたして、アニメのセル画(またはセル画風)の画面に、ハイビジョンなどの高画質映像が必要だとは、いまひとつ思えなかったのだ。

 しかし、そこがCS放送のAT-Xのすごいところというか、怖いところというか、最新の番組と、4〜5年前の番組が並列で放送されている。

 そうして両方を観ていると、やっぱり、映像のきれいさというのは、まざまざと伝わってくる。


 やっぱり、最新のデジタル映像や、ハイビジョンで制作された映像は、美しい。

 私が特に好きなのは、背景で、特に空の描写などは、素晴らしい。

 夕焼けの微妙な色合いなども、昔に比べれば、数段に繊細に表現している。

 こういう綺麗な映像を観ていると、やっぱり長生きするもんだなぁ、長くアニメを観ていてよかったなぁ、と思う。


 あ、慌てて付け加えておくと、『REC』に関しては、映像の良し悪しというよりも、作品の内容や演出で評価しているので、けっして、昔の作品だから、評価が低いということは、ない。


 で、映像の美しさが進化した後は、キャラクターの描き方や、3Dへの対応といった話になるんだけど、それはまた後日。


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Posted by kanehiro23 at 08:12