2010年05月30日

『荒川アンダー ザ ブリッジ』第8話感想

 今回の話を観ていて、つくづく感じたのは、キャラクターを表現する場合、その関係性が重要だ、ということだ。


 キャラクターに特徴を出す場合、極端な性格や突飛な外見などで、差別化をはかる場合がある。

 しかし、それももう、いきつくところまでいってしまったような気がする。

 これ以上、極端なところにいっても、はたして、それが魅力となるか、というのは、わからない。


 だから、『荒川アンダー ザ ブリッジ』では、キャラクターの関係性で、別の角度からキャラクターの魅力を引き出している。

 あるキャラクターが、別のキャラクターのことを、どう思っているのか。

 あるキャラクターが、別のキャラクターに、どういう影響を与えたか。

 そういった関係性の中で、キャラクターの別な性格や魅力が引き出されてきているように思う。


 しかし、これは当たり前の話で、キャラクターが一人だけという話は、基本的には、考えられない。

 キャラクターの関係性というと、やはり、演出や脚本にウエイトがいくようになると思うが、この作品では、それが成功しているように思う。


 あと、漠然とチラと思いついたことだが、新房昭之監督は、シリアスや人情物を作っても、かなりすごい作品ができると思う。

 でも、ギャグにこだわる理由というのがあるのだろう。

 そこらへんのお話を、ぜひ、お聞きしてみたい。


アフィリエイトにブログを使い物販で稼ぐテクニック | 復縁の参考サイト | http://fukuen3setumei.hatiju-hatiya.com/ | 読書 デザイン



Posted by kanehiro23 at 10:07