2009年11月23日

休日の本棚の前で

 私が比較的、恵まれているな、と思うのは、母屋の隣に納屋があることだ。

 この納屋の二階に本棚があり、そこに今まで読んだ本や、買ったはいいが、未だに読んでいない本が、無造作に並べてある。

 昔は、けっこう古本屋やリサイクル古書店などをまわり、本を漁っていた。
 確かに昔から本を読むのが好きだったが、普通の新刊書店だと、どうしても現在、今、の本ということになる。
 それでも、けっこう、面白い本や欲しい本はあるのだが、それが古本屋になると、今まで現在という、平面というか、横軸だけの対象が、一気に過去という縦軸まで広がっていく。

 そうなると、対象の分野の広がりがものすごく、あっという間に本が増えていったのだ。

 しかし、それから興味関心が映像に移ったり、インターネットに移ったりしたので、今では本の増加率も、読書量も昔ほどではない。
 それに昔は、小説が主だったのだが、最近は、もっぱらビジネス書を読み漁っている。

 で、今日は、ちょっと昔読んだ本が必要になって、納屋の二階にある本棚をしげしげと眺めてみた。
 それがけっこう、おもしろいのだ。
 自分が選んで買ったのだから、当り前といえば当たり前なのだが、読みたくなるタイトルがズラリと並んでいる。
 普通の本屋の棚を見るより、よっぽど興奮する。

 久しぶりに、読書熱が再燃してきた。
 しかし、ますます時間がなくなるなぁ。


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Posted by kanehiro23 at 10:49