迫日記

　気が付くと、今観ているアニメでは、もしかしたら、一番、楽しみにしているかもしれない。

　でも、私の環境では、BSやCSより、ネットの公式配信の動画の方が最速というのは、どうなんだろう。

　なんとなく、不思議な気分になりながらも、これが21世紀なんだなぁ、と実感する。

　ネット動画と言いつつも、ノートパソコンから、デジタルテレビにつなげると、十分に高画質な画像が、問題のない処理速度で観ることができるので、特に支障はないんだけど。


　でも、今回の話を観ていても、これだけスタッフに愛されているキャラクターも、最近では珍しいなぁ、と思った。

　やっぱり、観ていて、おもしろいな、というか、感心するのは、細かいしぐさや、表情の微妙な変化、といった部分が多彩なこと。

　こういうのは、観ている分には、うれしんだけど、作るのは、大変、というか、面倒だろうなぁ、と思う。

　だから、そういう手間をかけても、キャラクターを表現しようというくらいに、スタッフさんは、キャラクターに対して、愛着を持っているんだと思う。

　こういうのは、やっぱり、アニメだからわかるというか、伝わるんだと思う。

　実写だと、なかなか、こういう感じには、いかないんだよね。

　もう少し、大味というか、わかりにくくなるというか。


　でも、観ていると、今回も、あっという間に終わってしまった。

　なんだか、時間がたつのが、早い。

　それでいて、ストーリー的には、ほとんど進んでいないのだ。

　私は、どちらかというとストーリー重視派なので、普通だったら、イライラしてしまうところだ。

　でも、この作品の場合、キャラクターの演出の積み重ねで、十分、見せてくれるので、ストーリーがゆっくりでも、全然、問題ないのだ。

　逆に、この調子で、エピソードだけを、どんどんと積み重ねていってくれても、結構、おもしろくなるんじゃないだろうか。


　でも、よくよく考えると、後、そんなに話数は残っていないように思うんだけど、大丈夫なのだろうか。

　やっぱり、ファンとしては、ある程度の区切りというか、盛り上がりが、最後には、欲しい気がする。

　はたして、どうなるか、今から楽しみだ。


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